自治会への加入は強制であるが、子ども会への加入は任意となっているからだ。
今この、子どもを持つ世帯の子ども会加入を、任意→強制へと変更する、自治会規約改正を検討している。
ネットで調べてみるとうちの地域だけではないこの問題、今回は子ども会の組織率低下問題について考えてみた。
関連ページ>子ども会が抱える問題 - こんにちは かろう洋です!こんばんは家老洋です!
http://d.hatena.ne.jp/hiroshikaro/20100508/p1
なぜ子ども会を辞めるのか
自分が子どもの頃は、子ども会に入るのが当たり前だった。入っていない子どもがいた記憶はない。
そしていろいろな行事(球技大会、クリスマス会、廃品回収、キャンプ、集団登校など)を行なっていた。
今なぜ子ども会を辞めてしまう家庭が増えてきたのか理由を考えてみると、一番は子ども会役員の負担が大きいことが挙げられるのだろう。
最近は、スポーツ少年団(サッカー、野球、バスケットなど)の活動も活発で、土日は殆ど親が参加しなければならない行事があると聞く。
また、子どもの自主性低下も親の負担増に寄与しているのではないかと思う。昔は子ども同士で自主的に集まって球技大会の練習をしたり、クリスマス会の出し物を決めたりしていたものだ。
(もちろん親も後から見守っていてくれたが)
決まりの抜け道
うちの子ども会では、役員は子どもが高学年になったら強制的にやらなければならないという決まりがある。逆に言えば役員をやりたくない親は、子どもが低学年の時は参加しておいて、高学年になったら辞めるといういいとこ取りを助長してしまう。
(いつの頃かそういう事例が出てきて口コミで広がったようだ)
やらされ感
役員には、学級・PTA・自治会・子ども会などなどたくさんあると思うが、殆どの人はできればやりたくないのではないか。
これらの役員の中で唯一子ども会が任意参加となっているので、逃げ道がある。この逃げ道を自治会規約改正により断ってしまうのがよいのか・・・。
考えてみると自治会の役員もやる人がいないので毎年クジによる抽選で決定している。結局、誰もみんな、やらされ感が強いのでは。
誤解のないように付け加えておくが、一旦役員に決まったら、みんな一生懸命に取り組んでいる。役員の種類による免除期間(一旦その役を行なえば一定期間役員をやらなくてよい)が設けられていることもあり、立候補者も存在する。
自分なりの結論
とりあえず、一番の原因である子ども会役員の負担が大きいのを改善することが必要だろう。
- 役員の数を増やす
- 協力者(ボランティア)を募る
- 他の地域コミュニティ組織、自治会組織との連携を図る
その上で、
- 子どもを持つ世帯の子ども会加入を任意→強制へと変更
- 役員の種類による免除期間の設定
- 子どもが高学年になったら強制的にやらなければならないというルールの廃止/見直し
- 自治会同様、クジによる抽選による役員選出
これでとりあえず自治会の運営方法とレベルが揃うことになり、子ども会が崩壊してしまうことはなくなるだろう。
(決して今の自治会運営方法がベストではないが・・)
今年度中に何らかの結論を出すべく、これからも自治会&子ども会で検討していきます。
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知らなかったな〜。
近所付き合いも今は随分昔と変わりましたね。
良い所もありますけどちょっと希薄すぎるかな〜。
ただ、行事の予算の問題とか、行事のときの事故にそなえた保険がどうとかの問題など色々あって、私の住んでるところでは、子供会入るなら、自治会も入るべしみたいな感じの動きになってます。
法律でそうなってます。
あなたが強制と言ったって規約で決めたって
強制力はありません。
陰湿ないじめにつながるだけなので
「強制」なんて考えは止めたほうがいいです。
お勉強しましょう。
うちの地域も任意ではありますが、子ども会に入会してない家庭の子は登校班で登校できないというデメリットがあるから心配な親は仕方なく入るといった感じです。
強制で加入させて反感を買い地域がギスギスしてしまうより、加入した場合のメリット、加入してない場合のデメリットを勧誘時に説明されたほうがいいと思いますよ。